旭川岩手県人会(菅原孝雄会長)と旭川青森県人会(山根曻会長)の合同新年交礼会が十四日、トーヨーホテルで行われた。

 両会とも会員が減少傾向にあるため、五年前から合同で新年会を行っている。四十六人が参加。来賓として、北海道岩手県人会連合会の中村巌会長、旭川秋田県人会の田村富蔵副会長、佐々木博範事務局長が出席し、北東北三県にゆかりのある人たちが年頭に交流を深めた。また青森県・岩手県出身で道教育大旭川校に通っている学生十人も招かれて参加した。

 余興では日本舞踊、チンドン踊りが披露されたほか、参加者全員で「北国の春」を合唱するなどして、宴席は終始盛り上がった。

 昨年、岩手県人会と青森県人会ではパークゴルフやビールパーティー、観楓会などで交流を重ねてきた。また、岩手県人会では十月に「芋の子会」を開催。会員の実家から取り寄せたサトイモを使い、会員が皮むきから調理まで行って「芋の子汁」を味わう集いを開催している。