第六回「雪の降る街を 旭川冬の写真コンクール」で、市内在住の嵯峨学さん(42)の作品「雪の激しい夜の旭橋」が金賞(旭川市長賞)を受賞した。

 嵯峨さんは五年ほど前から、保険の仕事の傍ら、写真撮影を楽しむようになった。受賞作を撮影したのは、今年の旭川冬まつりが終わって間もなくの、大雪の日。ストロボを使って雪の動きを止め、「雪の降る街」を表現した。

 嵯峨さんは「午後八時から九時頃にかけて撮った写真です。毎冬、同じような構図で撮影しています。五時、六時だと全体的に青く写りますが、遅い時間になると街のあかりで赤く写るんです。金賞と聞いて、ただただ驚いています」と話している。

 コンテストには二百二十一人から四百六十三点の作品が寄せられた。金賞以外の受賞者は次のとおり(敬称略)。

 ▽銀賞 白鳥敏昭▽銅賞 辻義照▽旭川プロバスクラブ賞 山本義則▽キッズ賞 髙橋岳斗▽スマホ賞 松山美代子▽入賞 吉田祥子、池永千里、菅原あゆな、新井重治、池田政人、草島直子、福本英之、柴田幸吉