サケの稚魚を一緒に放流しませんか――。あさひかわサケの会、大雪と石狩の自然を守る会(ともに寺島一男代表)が、四月一日(日)午前十時から、ツインハープ橋下付近の忠別川河川敷(旭神町側)で行う「サケ出発式」への参加を呼びかけています。

同会は一九八四年(昭和五十九年)から、家庭や学校、職場でサケの卵を孵化(ふか)させ、稚魚を飼育して、雪解けの時期に放流する活動を続けています。今年で三十五回目の放流です。

昨年十二月から“里親”として稚魚を育ててきた人たちと一緒に放流し、旅立ちを見送ります。場所=地図参照=は、旭神町の信号交差点を忠別川の方へ曲がり、堤防上に出てゲートを通過した辺りです。自家用車はツインハープ橋下に駐車してください。

申し込み不要。放流用の容器(上部を切断したペットボトルなど)を持参してください。ぬかるむので長靴が良いでしょう。

放流の前には、旭川チカップニアイヌ民族文化保存会による祈りの儀式「カムイチェプ・ノミ」とムックルの演奏も行われます。

問い合わせは、寺島さん(TEL65―1940)、または橋詰さん(TEL090―9432―6572、午後六時~九時)へ。