慢性疲労症候群をテーマにしたDVD上映会が十二日(土)午後二時から、勤労者福祉会館(五ノ四)で行われます。慢性疲労症候群患者会「北海道ME/CFS幸せたんぽぽの会」の主催です。

慢性疲労症候群は、単なる疲労蓄積や慢性疲労とは違う疾患です。休息しても取れない原因不明の疲労が半年以上も続き、日常生活に支障をきたします。頭痛、思考力と集中力低下、全身倦怠感、微熱、起立不耐、睡眠障害などの症状が現れます。重症化を防ぐために早期治療・療養が重要です。

多くの患者らは、疾患の症状だけでなく、経済的・社会的に苦しい状況に置かれ、家族にも理解されず、孤独に陥っています。

上映会は、そういった人たちが一人でも少なくなるよう、未受診者や医療・教育・福祉関係者、患者家族・一般の人たちへの啓発を目的に開かれます。

DVD上映の前に、疾患について診断基準や症状などについての説明があります。また、上映後に参加者による交流会を予定しています。

参加無料です。座位を保つのが困難な人には車椅子を用意しています。また横になる必要がある人は連絡(メール dandelion051200@gmail.com)を。