雑木林の自然を楽しむ「カタクリフォーラム」が三日、旭川市と比布町の境界にある突哨山で開かれた。市民グループ、突哨山と身近な自然を考える会(出羽寛代表)とカタクリ楽団(堀川真楽長)の共催。

早春、カタクリやエゾエンゴサクなどの野花で埋まるこの丘陵地に、ゴルフ場計画が持ち上がったことがきっかけて始まり、今年で二十六回目。

あいにくの雨模様だったが、散策路をたどる「野歩きに」には、三十人ほどが参加。ちょうど満開に咲き誇るカタクリの群落に歓声をあげた。また、麓の広場のビニールハウスではフリーマーケットや演芸会、野菜の即売会など行われ、親子連れらが春の一日を楽しんだ。