「私の言っていることは他人が聞くと、ホラを吹いているように感じるかも知れませんが、私は真剣にそう思って取り組んでいます」と歯科医師の八重樫和秀さん(60)は話す。八重樫さんは、市内神居町共栄でヒツジ約九十頭を飼育する牧場「愛恵育場」のオーナーだ。国産肉が消費量全体のわずか一%というヒツジの肉を商品化することはもちろんだが、牧場を子どもたちと動物たちの触れ合いの場として、さらに八重樫さんの専門である歯科の分野でヒツジを活用した再生細胞の研究につなげていきたいと考えている。

(佐久間和久記者)

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