国際親善交流特別演奏会が六月八日(金)午後六時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)で行われます。日本音楽文化交流協会の主催です。

二十四回目を迎える今年は、ブルガリアの女流ピアニスト、ゲルガナ・ネストロヴァ=写真=が、ピアノソナタ第二番「葬送」やポロネーズ第七番「幻想」など、すべてショパン作曲の名曲を演奏します。

ゲルガナ・ネストロヴァは国立パンチョ・ヴラディゲフ音楽舞台芸術学校を卒業後、修士号を取得。ブルガリアやフランス、ルーマニア、イタリアで数々のコンクールの名誉ある賞を受賞。現在、ブルガリア国内外で活躍中です。

この演奏会は、経済的に恵まれない東ヨーロッパの演奏家を日本に招へいすることで、今後の演奏活動を支援するのが目的です。道内では旭川のほか札幌や函館、帯広で公演します。

普段なかなかクラシックの演奏会に行く機会の少ない、障がい者や養護施設入所者、母子家庭、高齢者(六十五歳以上)の人たちと、東日本大震災の被災者やその家族も無料招待します。一般の人は三千円です。

一般チケット(三千円)の販売は、ヤマハミュージックリテイリング旭川店(四ノ八、TEL27―0620)へ。

無料チケット(招待券)の問い合わせは、同協会旭川支部の浅利さん(TEL090―9758―5617)へ。