生命保険会社の業界団体、生命保険協会(会長=橋本雅博住友生命保険社長)では、保育所や放課後児童クラブへ資金を助成する「子育てと仕事の両立支援に対する助成活動」を行っています。現在、助成を希望する保育所、放課後児童クラブからの応募を受け付けています。

待機児童問題の解消に貢献することを目的とする事業です。助成対象は①休日・夜間保育事業、病児・病後児保育事業、延長保育事業、一時預かり保育事業などに必要な設備の整備、備品の購入などに関わる費用(一施設当たりの上限額は三十五万円)、②放課後児童クラブの受け皿拡大や質の向上に必要な設備の整備、備品の購入などに関わる費用(同二十万円)です。

助成金は、机や椅子、空調機、遊具、楽器、絵本などの購入に充てることができます。旭川管内では昨年度、東川こまくさ保育園(東川町一ノ十九)、ふれんどりーくらぶ(東光一ノ一)の二施設に助成金が贈られ、給食用の冷蔵庫を購入する費用などに充てられました。

助成を希望する団体は、所定の助成申請書(生命保険協会のホームページ http://www.seiho.or.jpからダウンロード)に必要事項を記入し、正本一部、コピー一部、必要添付書類を同封して、〒100―0005東京都千代田区丸の内三ノ四ノ一新国際ビル三階 生命保険協会「子育てと仕事の両立支援」事務局まで郵送してください。二十九日(金)まで(当日消印有効)。審査の結果は十一月上旬に発表される予定です。

問い合わせは同事務局(TEL03―3286―2643)へ。