ビアガーデン「元気ですか!!旭川」(三ノ八ホテルカンダ屋上)が一日、今シーズンの営業をスタートした。

同店は二〇〇九年(平成二十一年)に開業、今夏で十年目を迎えた。一㍑入りの「男前メガジョッキ」(千円)を注文すると、スタッフが「イチ、ニイ、サン、ダー!」と盛り上げてくれる乾杯コールは、旭川の夏の風物詩の一つとして定着した感がある。

メニューの中心はジンギスカン。今年からアイスランド産のラム肉を採用した。同国では牧羊への成長ホルモンの使用が禁止され、また抗生物質の使用も制限されている。寒冷な気候で殺虫剤、除草剤も使う必要がないため、安心・安全な肉が食べられるという。

アイスランド産のラム肉について、同店の青柳秀樹社長は「ニュージーランドやオーストラリアのラム肉と比べて、くせがなく、脂っぽくなく、それでいて味はしっかりしています。肉質が柔らかいのが特長で、盛り付けの時に形を崩してしまわないよう、扱いに気を使わなければならないほどです」と話す。生ラムジンギスカンは七百円(野菜付き)、さらに上質の特選生ラムジンギスカンは千円(同)。

青柳社長は「おかげ様で十年目を迎えることができました。近いうちに記念のイベントを開催して、感謝の気持ちをお客様に伝えたいと考えているところです」と話している。

九月一日(土)まで営業する。午後五時~十時(ラストオーダー九時半)。予約、問い合わせは同店(TEL080―3266―1800)へ。