歩(あゆみ)書道研究会(久志卓世代表)の第三十回「歩書道展」が二十八日(木)から七月一日(日)まで、旭川市民文化会館(六ノ九)展示室で行われます。

同会は、書家の平田鳥閑さん(86)が指導している書道会で、一九八九年(平成元年)に平田さんを慕う人たちで結成されました。平田さんは聖園中、旭川西高で教諭、教育大旭川校では教授として指導。一九六三年(昭和三十八年)に毎日書道展で毎日賞を受賞。九二年(平成四年)に旭川市文化賞を受賞しています。

現在、同会には中学生から九十三歳まで二十六人の会員が所属。月に三回、旭川勤労者福祉会館やときわ市民ホールで平田さんの指導を受けています。年に一度の「歩書道展」開催をはじめ、北海道書道展、創玄展、毎日書道展といった公募展への出品を主な活動としています。

今展は三十周年記念としての開催です。会員の一人で同会の役員を務めている田中杏霞さん(69)は「記念展ということで皆張り切っています。大型の作品を出品する人、また複数の作品を出す人もいて、四十点ほどが会場に並ぶ予定です。ぜひご覧ください」と話しています。

問い合わせは久志さん(TEL22―2241、眞久寺)へ。