大雪山国立公園連絡協議会が「携帯トイレ普及宣言のシンボルマーク」を募集しています。

同公園には色とりどりの高山植物が咲き誇っていますが、トイレがない避難小屋や野営地を中心に、し尿の散乱が大きな問題となっています。排泄のために登山道以外の場所を踏みつけるため、高山植物の減少や裸地の拡大、土壌の流出が生じているのです。

シンボルマークは、公園内の登山者に携帯トイレを普及させるのが目的です。応募は道内在住者や同公園の登山経験がある道外の人です。

A4用紙にシンボルマークを一作品印刷し、応募用紙(同協議会のホームページからダウンロード)に必要事項を記入して郵送してください。メールでの応募はできません。

作品の背景は白色とし、作品の裏には氏名(ふりがな)・住所・電話番号を明記。また作品の天地を表す、矢印を記入のこと。

①応募は一人につき三点まで、②シンボルマークは図案と「大雪山国立公園携帯トイレ普及宣言」の文字で構成、③シンボルマークは様々なサイズで利用するので、縮小されることを考慮する、④色はスミを含め五色以内。モノクロで使用することもある、⑤厚みのある立体的な作品は対象外、⑥匿名やペンネーム希望の人は明記のこと、⑦応募作品は返却しない。

採用作品には商品券五万円(学生の場合は図書カード五万円)が贈られます。

応募の宛先は、〒078―1741 上川町中央町603 大雪山国立公園連絡協議会事務局 環境省北海道地方環境事務所 上川自然保護官事務所。

問い合わせは、同事務所の首席自然保護官・枡(ます)さん(TEL01658―2―2574、FAX01658―2―2681)へ(平日午前八時半~午後五時十五分のみの対応)。