ASAHIKAWA DESIGN WEEK(旭川デザインウィーク、以下ADW)が、明日二十日(水)から二十四日(日)まで、旭川デザインセンター(永山二ノ十)をメイン会場に開催される。

ADWは、ものづくりのまち・旭川を国内外にPRする目的で、旭川と近郊の家具メーカーでつくる旭川家具工業協同組合(代表理事・渡辺直行カンディハウス会長)が主催。プロジェクトメンバー(リーダー・佐々木雄二郎佐々木工芸社長)を組んで企画・運営する。

今年のテーマは「Indi―Visual(インディビジュアル)」。individual(個人)とvisual(視覚)を合わせた造語で、メーカーそれぞれが持っている「らしさ」を、どう「みせる」か。そしてそれを来場者がどう「みる」か、ということを意識して会場全体を表現する。

メイン会場のデザインセンターでは、昨年行われた「国際家具デザインフェア旭川2017 」のコンペティション入賞入選作から製品化した作品や、四十五のメーカー・団体による新作や新提案の展示が、五日間を通して行われる。

また、世界を舞台に活躍するバルーンアーティスト「デイジーバルーン」の“ヒトトモリ(人と森/人・燈)”をテーマに制作されたインスタレーションが、同センター各所に展示される。

さらに、二十日(水)には、世界的なデザイナーの喜多俊之さんのスペシャルトークイベントが大雪クリスタルホール音楽堂(神楽三ノ七)で行われるほか、国産材で家具づくりに取り組む国内メーカー五社が集結して語り合う「国産材家具サミット」が二十一日(木)、イオンモール旭川駅前「イオンホール」(宮下通七)で開催される(いずれも事前予約が必要)。どれも旭川家具の未来を考えるうえで、貴重な話を聞ける機会となりそうだ。

その他、近隣市町村と連携した企画や親子ものづくり体験教室、オフィシャルパーティなど盛りだくさんの内容だ。事前予約や日程など詳細はホームページ(http://www.asahikawa-kagu.or.jp/adw/)で。