老舗酒蔵の髙砂酒造(新居隆社長・宮下十七)と先駆的な有機農法で知られる谷口農場(谷口威裕社長・東旭川町共栄二五五)が共同開発した「大吟醸酒粕甘酒 国士無双」の販売が十五日(金)から始まった。

髙砂酒造が製造する「大吟醸国士無双」の酒粕と、谷口農場が生産する「ゆめぴりか」をオリジナルの比率でブレンドする事での深いコクと香ばしい甘みを実現した新商品。構想から試行錯誤を繰り返し、約三カ月間かけて完成した。

発売にあたり挨拶をした両社長は「開発を始めてからブレンド比率などかなり苦労した部分もあります。完成した商品は、ゆめぴりかと酒粕のコクが合わさりスッキリとした甘みのある甘酒に仕上がりました」(新居社長)。

「市内の老舗酒蔵である髙砂酒造さんと共に共同で開発できたことを光栄に感じています。当農場もコメ作りには自負もあります。この優れた一品を広く世に知らしめて行きたいと思います」(谷口社長)と自信を滲ませた。

大吟醸酒粕甘酒国士無双」は百九十㌘・二百円(税別)。全道の量販店、百貨店、一部の土産店などで販売している。