美瑛町の「手織屋 雪蟲(ゆきむし)工房」の作品展が、美瑛町の丘のまち交流館ビ・エール(本町一)で開かれています。

工房を主宰するのは、大阪府出身の松井裕子さん。大阪で仕事をしているときに、「さをり織り」を習い始めました。二〇〇〇年から、美瑛町を拠点にして北海道に通うようになり、北海道で見た景色や感じたものを織物で表現してきました。十四年に美瑛町に移住。翌年工房を開きました。

「『なみなみ』模様の交差織りで、風景やイメージを表現するのが好きです」と松井さん。北海道をモチーフに長年織りためたものから、二十点ほどを展示しています。大きいものは縦一・三㍍、横は二・三㍍ほどになります。

七月八日(日)まで。午前十時から午後七時。七月二日(月)は休み。入場無料。

期間中、正午から午後五時ころまで、松井さんが在廊する予定。時間によっては、手織りの実演を見ることができます。

問い合わせは丘のまちびえい活性化協会(TEL92―5677)へ。