男山(永山二ノ七・山崎與吉社長)の純米大吟醸「男山」がベルギー・ブリュッセルに本部を置く世界酒類コンクールで最高金賞(GRAND GOLD MEDAL)を受賞した。

一九七七年(昭和五十五年)の初受賞以来、四十二年連続の受賞。授賞式は五月二十四日、スペインのバレンシア市で行われた。

受賞した純米大吟醸は、兵庫県産の酒造好適米・山田錦を三八%まで磨き、昔ながらの製法で醸した手づくりの酒。アルコール度十六度、フルーティーな香りとすっきりした喉越しは、日本酒の芸術品といえる逸品だ。

受賞会見で山崎社長は「四十二年前、海外のコンクールに出品し金賞を頂いたことが、我々の今をつくっています」と語った。

金賞を受賞した純米大吟醸「男山」は七百二十㍉㍑入り五千四百円、一・八㍑入り一万二千九百六十円で、全国の酒販店などで発売中。問い合わせは、男山(TEL48―3777)へ。