ヘルプマークを知っているだろうか。外見からは分からないが、援助や配慮が必要な人のためのマークだ。旭川市内ではヘルプマークを見る機会はほとんどないが、援助や配慮を求めている人は意外に多い。

(佐久間和久記者)

2017年11月 旭川市でも開始

 ヘルプマークは、外見からは援助や配慮を必要としていることが分からない人が、マークの付いたストラップを身に着け周囲の人に知らせることで、援助を得やすくしようという目的がある。  二〇一二年(平成二十四年)、東京都でスタートした。かばん等につけるストラップタイプの「ヘルプマーク」を作成・配付し、同時に都営地下鉄の優先席にステッカーを掲示。「ヘルプマーク」を身につけた人が優先席に座りやすいような取り組みを実施してきた。

 この取り組みが全国に広がり、昨年十一月、北海道が提唱し、札幌市に続いて旭川市でもヘルプマークのストラップやカードの配付を始めた。

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