「立憲主義ってどんなことなんだろう」――。札幌弁護士会が中学生と高校生を対象に憲法作文コンクールを企画して、応募を待っています。

 日本国憲法は、「立憲主義」という考え方に基づいて作られています。「権力の行使を制限し、国民の権利や自由を守る」という考え方です。でも、「権力の行使を制限する」って、具体的にどういうことでしよう。どうして制限する必要があるのでしょう。そして、「国民の権利を守る」って、どういうことなのでしょう。

 そこで、中学生や高校生の皆さんが、読んで、聴いて、考えた立憲主義ってどういうものなのか、作文にして教えてほしいのです。

 対象は北海道内の学校に通う中学生と高校生。四百字詰め原稿用紙三枚(千二百字)程度。縦書き、横書き、手書き、ワープロを使ってもOKです。

 原稿には、タイトル、氏名、学校、学年、住所、電話番号を必ず記入すること。また、マンガや雑誌、小説などを読んだ感想でも、テレビや映画を観た感想でもかまいませんが、その読んだもの、観たもののタイトルを作文中に書いてください。

 提出は郵送で、〒060―0001 札幌市中央区北一ノ西十 札幌弁護士会館七階 札幌弁護士会「憲法作文コンクール係」まで。提出期限は、八月三十一日必着。

 弁護士会憲法委員会の弁護士が審査員となって、最優秀賞に図書カード三万円分、優秀賞に同一万円文を贈ります。

 問い合わせは、札幌弁護士会(TEL011―281―2428)へ。