原爆の絵展が八月五日(日)から、アッシュアトリウム(一ノ七)で行われます。原爆の絵をみる会(吉田勝弘代表)の主催。

 「原爆の恐ろしさを、どうしても後世に伝えたい」――被爆者たちが思いを込めて描いた絵が、広島平和記念資料館に三千枚以上保管されています。毎年、そのうちの六十枚ずつを借り受けて開く絵画展で、今年で十九回目の開催です。

 多くの絵には、被爆者が当時の状況を思い起こして書いた短い文章が添えられていて、原爆の残酷さをまざまざと感じさせます。絵を描いた人たちの叫びを受け止める時、核廃絶への誓い、平和希求の心を新たにせずにいられない絵画展です。

 九日(木)まで。午前十時~午後六時。問い合わせは事務局の工藤さん(TEL52―7016)へ。