札幌交響楽団コンサートマスター、大平まゆみのヴァイオリン・リサイタルが十九日(日)午後七時から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)音楽堂で行われます。MINAMI音楽アカデミー(南加奈子代表)の主催。

 大平まゆみは仙台市出身。東京藝大附属音楽高から同大に入学し、アメリカ・サンフランシスコ音楽院に招待留学。コールマン室内楽コンクール第一位などの成績を収めて卒業した後は、サンフランシスコ音楽院やスタンフォード大学の講師に就任。一九九八年(平成十年)に札幌交響楽団のコンサートマスターに就任して現在に至っています。演奏会、講演会などの活動のほか、著書に『100歳まで弾くからね!』(北海道新聞社)があります。

 プログラムは、シャコンヌ(ヴィターリ)▽ヴァイオリンソナタ(ドビュッシー)▽カルメン幻想曲(サラサーテ)▽アンダルシアのロマンス(同)▽サパテアード(同)▽ツィゴイネルワイゼン(同)を予定しています。ピアニストの佐藤勝重(桐朋学園音大・昭和音大講師)が共演します。

 チケットは一般三千円、学生千五百円。予約・問い合わせはMINAMI音楽アカデミー(TEL48―9454、TEL080―3230―7697、メール ongaku_academie@yahoo.co.jp)へ。