“建物”に関連した絵画や工芸の一般公募展「建物アート展」が十二日(日)まで、ギャラリー・ジュンク(一条買物公園フィール旭川五階)で行われています。旭川の歴史的建物の保存を考える会の主催。

 建物がテーマの絵画、切り絵、写真、模型、ペーパークラフト、古い図面など約五十点を展示しています。設計図を材料にして制作したドレスや、建物の絵を染め抜いた手ぬぐいなど、ユニークな作品も並んでいます。

 今回が第二回目の作品展です。「考える会」の会員の中に、絵画や版画などをしている人が多いことから一昨年、第一回を企画開催して好評でした。今回は公募展として、会員以外からも広く作品を募りました。

 考える会代表の軽部望さん(52)は「建物の写生画もあれば、想像上の建築をテーマにした作品もあり、出品者の自由な感性が楽しい展覧会です。建築に興味がある方だけでなく、アートが好きな方にも十分楽しんでいただけると思います。幅広く市民の皆さんに、建物とアートの接点をご覧いただきたいです」と来場を呼び掛けています。

 午前十時~午後七時半。問い合わせはジュンク堂書店旭川店(TEL26―1120)へ。