小学五・六年生がお金について学ぶ「キッズマネーアカデミー」が二日、旭川信用金庫本店(四ノ八、原田直彦理事長)で開かれた。講座は午前と午後の二回行われ、七十人が参加した。

 講座の冒頭、原田理事長が「お金は命の次に大切なものと言われるが、色々なトラブルを引き起こす怖さもあります。今日は、お金の大切さや面白さと合わせて怖さもしっかりと学んでください」と挨拶。約二時間の講座がスタートした。

 講座では、スクリーンを使ってお金の歴史を学ぶ座学や、お金にまつわるクイズ、模擬紙幣を数える札勘(さつかん)など五つのプログラムを行った。模擬紙幣を実際に手にした札勘では、同金庫スタッフが「数え方は、横勘と縦勘の二つあります」と模範を見せた。子どもたちはスタッフの指導を受けながら、一生懸命に取り組んだ。

 参加した藤原凛さん(六年生)は「お札を数える札勘は難しくて戸惑いました。クイズもけっこう難しかったけど、正解できた問題もあったので良かったです」と笑顔で話した。