劇団たんぽぽの公演「ゆずり葉の季節(はる)」が九月一日(土)午後三時から、旭川市公会堂(常磐公園内)で行われます。

 同劇団は静岡県浜松市を拠点に、小学校での演劇教室を中心に、公民館、子ども劇場、おやこ劇場、子ども会など様々な公演活動を全国で展開しています。

 「ゆずり葉の季節(はる)」は、劇団の創立七十周年を記念して二〇一七年に制作され、今年七月から宮崎県を皮切りに長野県や北海道で上演しています。

 「住みなれた自宅で最期を迎えたい」と願う七十三歳の末期がんの母親を、家で看取る決心をした家族の物語です。同居する長男夫婦と孫、離れて暮らす長女を中心に、在宅医療に取り組む葛藤や悩みが描かれます。死期が近づくにつれ、それぞれが悩みを抱えながら、最後は母親を家族全員で看取ります。「支えあう命・家族の絆」がテーマです。

 前売チケットは千五百円(当日二千円)、学生千円。小学生低学年以下の入場はできません。

 チケットは、旭川市民文化会館売店やチケットぴあ・セブンイレブン、コーチャンフォー旭川店のチケットぴあ本舗で。同劇団に電話かファクス(TEL053―461―5395、FAX 053―461―6378)でも申し込めます。