旭川市のアダプト・プログラムで七条緑道の維持管理を担うボランティア組織「緑道ワークス」が、今年度から「エコミュージアム」に取り組んでいます。七条緑道を通して、旭川市周辺の自然や歴史を学び、本当の豊かさとは何かを求め、未来について考えていく新たな試みです。

 これまで三回のワークショップを行い、七条緑道をさまざまな角度から案内するエコミュージアム・ガイドを養成してきました。

 また、十七日は、ガイド養成ワークショップに参加した、札幌市立大学デザイン学部四年の小暮日奈子さんが企画した、「ヒンメリ照明づくりワークショップ」が開かれました。ヒンメリはフィンランドの伝統的な装飾品です。ワークショップでは、真鍮のパイプとLED電球でヒンメリ照明を作りました。

 これまでの成果を発表し、七条緑道エコミュージアムのお披露目となる「オープニングイベント」が二十六日(日)午後五時半から、七条緑道八丁目エリアを会場に行われます。会場にはヒンメリ照明が飾り付けられ、点灯します。

 プログラムは次のとおりです。

 ▽午後五時半~午後九時:夏の満月の夜に、七条緑道でお酒と軽食と音楽を楽しむ「満月BAR」(同時開催)

 ▽午後六時半~午後七時半:エコミュージアム・ガイドによる七条緑道の解説

 ▽午後七時半~午後八時十五分:あべ弘士さん(絵本作家)、日生下和夫さん(OMO7旭川・総支配人)、谷越のりあきさん(こびんDesign)が「七条緑道エコミュージアム」について語るトークショー

 雨天の場合は、近隣店舗にて実施します。

 問い合わせは、緑道ワークス事務局(TEL090―1307―0781、メール ryokudoworks@gmail.com)へ。