NPO法人旭山動物園くらぶ(森禎宏理事長)の「環境保全フォーラム」が九月三十日(日)午後一時から、旭山動物園内のイベントホールで行われます。

 第一部では、おびひろ動物園の園長、柚原和敏(ゆはら・かずとし)さんによる講演が行われます。一九六二年(昭和三十七年)、上士幌町生まれ。八四年(同五十九年)に帯広市役所に入庁し、翌年からおびひろ動物園に勤務。二〇一六年(平成二十八年)、園長に就任しました。

 演題は「おびひろ動物園のあゆみ~地域とともに」。同園の歴史と現在までの取り組み、課題、特色ある飼育動物や地域との連携、野生動物との関わりなどについて話します。

 第二部は、旭山動物園くらぶの助成金事業「自然をつなぐプロジェクト」の活動報告会です。環境保全などに取り組んでいる三つの団体が、それぞれの活動について報告します。発表団体は、どんぐりの会(ネイチャーゲームによる環境教育)▽旭大・生物の多様性研究会(外来種セイヨウオオマルハナバチの生態理解と駆除活動参加)▽旭川市生物多様性保全推進協議会(旭川市内におけるアライグマの行動調査)です。

 第三部は、スペシャルディスカッション。柚原園長、坂東元・旭山動物園園長、森理事長、環境保全の三団体の代表者が、北海道の環境保全について、それぞれの視点から意見を出し、話し合います。

 参加無料(入園料は別途)。定員八十人。申し込みは九月二十八日(金)までに旭山動物園くらぶ(TEL73―6066、FAX73―6067、メール asahiyama@zooclub.jp)へ。