たいせつ安心i医療ネット協議会(会長=山下裕久・旭川市医師会会長)が、ネットの運用を開始して五周年を記念する講演会を九月八日(土)午後一時から、OMO7旭川(六ノ九、旧旭川グランドホテル)で開催します。

 i医療ネットは、公的五病院(旭川医大病院、旭川赤十字病院、旭川厚生病院、市立旭川病院、旭川医療センター)の登録患者の医療情報を共有するとともに、市内・近郊や、道北の医療関連機関(病院・診療所・歯科診療所・調剤薬局)に提供し、富良野協会病院・深川市立病院・留萌市立病院に画像をデータ通信する地域連携システム。五周年を迎えた現在、三万七千人の患者が登録しています。

 「地域を結び・世界に広がる旭川医療」をテーマにした講演会は、一、二部で構成されます。

 一部は、旭川赤十字病院の牧野憲一院長が「地域一カルテ:五病院の情報共有で救急にも対応!」と題して話します。

 二部の演題と五人の講師は次の通りです。

 ①「旭川赤十字病院脳神経外科の現状」旭川赤十字病院・瀧澤克己医師、②「世界が認める技術と道具」旭川厚生病院・鈴木孝英医師、③「早期大腸癌診断と治療の進歩」市立旭川病院・垂石正樹医師、④「パーキンソン病の新しい治療について」旭川医療センター・鈴木康博医師、⑤「国際医療都市を目指して」旭川医科大学・吉田晃敏学長。終了は午後四時ごろの予定です。

 参加は無料です。申し込みの必要はありません。直接会場へ。

 問い合わせは、医師会事務局(TEL23―5728)まで。