西武旭川店の閉店にともない閉鎖していた旭川市民ギャラリーが二十一日、蔵囲夢内(宮下通十一)にオープンした。

 蔵囲夢内のコレクション館に開館した市民ギャラリーの面積は約百平方㍍。壁面の長さが約三十三㍍、天井の高さは約三・八㍍。壁面はレンガだが、内側に展示パネルを設置し、天井には移動可能なスポットライトが備えられている。

 同日十一時から行われたオープニングセレモニーには、西川将人市長や笠木かおる市議会議長、旭川デザイン協議会の伊藤友一会長ら関係者が出席し、テープカットを行った。

 二十七日まで、オープン記念展覧会として「18道展旭川美術会展」が開かれている。絵画や工芸、彫刻作品など約五十点を展示。入場無料。

 この後、「第九回TENPO展」が二十九日から九月二日まで開催される。舟橋光一さんの書や絵、墨象など約三十点が展示される。入場無料。

 ギャラリーを所管する市教育委員会社会教育部文化振興課は二〇一八年度(平成三十年度)の利用者を募集している。申し込みと問い合わせは、同課(TEL25―7558)へ。