2017年の第4回コンテストで、あさひかわ新聞賞に選ばれた
平芳子さんの『雪見紅葉』

 「おかだ紅雪庭もみじ狩り写真コンテスト」が、実行委員会(森田陽子委員長)の主催で行われます。

 旧岡田邸(五ノ十六)は一九三三年(昭和八年)、酒造会社「北の誉」のオーナーの自宅として建てられました。ステンドグラスがある正面玄関、クリスタルのシャンデリア、大陸的な高い天井、遊び心あふれる欄間、三十畳の和室とアーチ型の居間、そして「紅葉館」の異名を取る理由になった美しい紅葉の庭――。

 現在は、旧岡田邸二百年財団によって、「蕎麦と料理のおかだ紅雪庭」として営業しながら動態保存されています。国の登録有形文化財に指定されている建物の価値をもっと知ってもらおうと、有志が実行委員会をつくり二〇一四年から、写真コンテストを企画開催し、今年で五回目です。

 十月一日から十一月十日午後三時までの間、おかだ紅雪庭の紅葉をテーマにした写真を募集します。A4サイズのプリント写真。額縁は不要。応募料は一点五百円。一人三点まで(郵送可)。プロ・アマ・性別・国籍は問いません。所定の応募票を写真の裏面に貼付すること。

 審査は、財団の理事会員による投票で決定します。グランプリ一点に紅雪庭の一万二千円コースの食事券。いちかわ耳鼻咽喉科のみみずく賞(一万円の食事券)、あさひかわ新聞賞(図書券五千円)など、たくさんの賞が用意されています。来店客の投票による「もみじ賞」も。

 応募作品は紅雪庭の応接間に、十一月十二日~十二月十八日まで展示します。表彰式は十二月九日午後六時から。その後、祝賀会を開きます。

 問い合わせは、実行委員会の森田さん(TEL090―5983―6955)へ。