北海道における中国人観光の今後などについて学ぶ講演会「これからの北海道と中国」が三十日(火)午後六時から、アートホテル旭川(七ノ六)で行われます。旭川日中友好協会(鳴海良司会長)と旭川ハルビン友好協会(瀧野喜市会長)の主催。日中平和友好条約締結四十周年、旭川日中友好協会創立五十周年を記念する講演会です。

 講師は、北海道藍天旅遊社(札幌)の社長、石川めぐみさんです。一九九〇年(平成二年)北大文学部中国文学専攻課程卒業後、NHKに入局。二〇〇一年に退局し、翌年から日本語教師として北京第二外国語学院に赴任。〇四年には北京で日本企業やマスコミ取材のサポートを行うコンサルタント会社を設立しました。〇九年に札幌で北海道藍天旅遊社を設立。中国語圏からの個人旅行客を対象とした旅行プランの策定、手配、通訳ガイドなどのサービスを提供しています。また北海道などが主催する「通訳案内士等研修会」の講師も務めています。

 中国人観光客が北海道に注ぐ視線には、相変わらず熱いものがあります。旅行をはじめとする様々な分野で、日中間で活躍してきた石川さんが、これまでの経験と、これからの日中関係について話す講演会です。

 チケットは五百円。問い合わせは旭川日中友好協会の永瀬さん(TEL090―2050―5350、FAX61―6180)へ。