二つの絵手紙展示会が十九日(金)まで、ギャラリー&喫茶リーフ(宮下二十四)で行われています。
俳句と絵手紙「二人展」

 俳句と絵手紙の合作「二人展」を開催しているのは、小林布佐子さん(65、俳句)と小島裕子さん(65、絵手紙)です。道教育大旭川校の同期生で、二人とも一九八九年(平成元年)からそれぞれの創作を始めました。

 八年ほど前から、毎月二人で出掛けて創作する「コラボ会」を続けています。同じ景色を見て同じ空気を感じながら、小林さんは俳句を作り、小島さんは絵を描いて、マッチする作品同士を一つに額装しています。こうしたコラボ作品のほか、個人作も多く展示しています。

 絵手紙の小島さんは「長年、それぞれ別の創作活動をしてきましたが、二つを合わせて一つの作品が出来上がる、そんな面白さを見てほしい」と話しています。

 俳句の小林さんは「コラボ作品のほか、私の俳句、小島さんの絵手紙を展示したコーナーもそれぞれありますので、ぜひ見に来てください」と来場を呼び掛けています。

米寿展 播磨さん

 播磨秀子さん(88)は調理師を六十歳で定年で退職した後、絵手紙サークル「あさひかわ郵遊会」(根本春恵代表)に入会して絵手紙を始めました。展示しているのは、これまで絵手紙の仲間たちに差し出した作品。「個展を開くから」と声を掛けて集めた約七十点を展示しています。

 あさひかわ郵遊会には八十歳以上の会員が十二人いて、播磨さんが最年長です。播磨さんは「よく続けて来られました。絵手紙で良い仲間ができ、毎日楽しく暮らしています。皆さんに背中を押していただいての米寿展です」と初個展を開いた感想を話しています。

 午前十一時~午後四時。土日祝は休業。問い合わせはリーフ(TEL33―6291)へ。