絵本作家・あべ弘士さんが絵を担当した最新刊「100年たったら」(アリス館)の原画展が十日(土)から、ギャラリープルプル(七条買物公園)で始まります。

 ひとりっきりで草原に住んでいたライオンと、飛べなくなって草原に降り立った一羽の鳥がたどる、はるかな時とめぐる命を描いた、せつなく壮大な物語です。

 十二月二十三日(日)までの午前十時から午後六時。入場無料。月・火曜日休み。

 初日の十日午後二時から、文章を担当した石井睦美さん、絵を描いたあべ弘士さん、編集を担当した西田菊枝さんによるオープニングトークが同ギャラリーで行われます。三人が制作にまつわるエピソードなどを語ります。

 定員五十人。参加費は一般五百円、学生三百円。

 問い合わせと申し込みは同ギャラリー(TEL73―8289)へ。