著作権などの制限なしにデータを利活用できる「オープンデータ」の現状などについて知るセミナーが二十一日(水)午後一時半から、旭川勤労者福祉会館(六ノ四)で行われます。総務省北海道総合通信局などの主催。

 政府は、二〇二〇年度までに地方公共団体のオープンデータ取組率を一〇〇%にする目標を掲げています。セミナーでは、オープンデータ推進の最新状況と道内先進自治体の事例、活用策などを紹介します。プログラムは次のとおりです。

 ▽基調講演「政府におけるオープンデータ推進の取組状況」 講師=宗廣勲氏(内閣官房情報通信技術総合戦略室参事官補佐)▽道内事例の紹介 旭川市=飛田憲一氏(市総務部情報政策課課長補佐)、室蘭市=丸田之人氏(市経済部観光課長)、森町=山形巧哉氏(町総務課情報管理係長)▽活用策紹介「『地域の困った』をオープンデータで解決してみる」 講師=古川泰人氏(コード・フォー・ジャパン)

 またワークショップも行います。「高齢者福祉」「観光」「防災・防犯」のテーマでグループ分けして、データ活用について考察します。

 参加無料。定員は八十人(ワークショップは二十人)。申し込みは全国地域情報化推進協会のホームページ( https://www.applic.or.jp/asahikawa)で。問い合わせは総務省北海道総合通信局情報通信部情報通信振興課(TEL011―709―2311 内線4717、メール hok-ict@soumu.go.jp)へ。