旭川商業高校の菊池勇気さん(三年)が税に関する高校生作文コンクール(国税庁主催)で札幌国税局長賞を受賞し十四日、同校校長室で表彰式が行われた。

 菊池さんは「税制度においての信頼」と題して、「税制度は国民と政府が信頼し合って成り立つものだ」と自らの意見を書いた。

 小倉純夫・旭川中税務署長から表彰状と記念品を贈られた菊池さんは、「受賞には驚いています。夏休みに作文に取り組んだのですが、税について考えるいいきっかけになりました」と喜びを語った。

 このコンクールには、旭川中・東税務署管内の八校から七百五編の応募があり、旭川中税務署長賞に川瀧理絵さん(鷹栖高三年)、旭川東税務署長賞に大谷侑哉さん(美瑛高三年)が選ばれた。

 これらの作文は、中学生の作文とポスター、小学生の絵はがきと標語の優秀作品とともに二十一日(水)から十二月十日(月)まで、JR旭川駅南コンコースに、「タックス スクエア」と題して展示される。