小学生が様々な職業を体験するイベント「あさひかわキッズタウン」が二十三日、旭川地場産センターで行われた。北海道コカ・コーラボトリング、旭川市の共催。

 今年で八回目。子どもたちが職業体験を通じて、働くことの意義や喜び、大切さを学ぶ。抽選で選ばれた旭川市内の小学三、四年生約五百七十人が参加した。

 今年は二十六の職業体験ブースが出展した。参加した企業・団体は、▽旭川市消防本部(消防署員)▽旭川医大(医師、看護師)▽ボシュメル(エステ)▽至誠まごころ館(介護士)▽旭川理容美容専門学校(ネイルサロンなど)▽山城教材社(文具販売)▽旭川地方自動車整備振興会(自動車整備)▽道北アークス(食材販売)▽旭川ガス(ガス工員)など。

 職業を体験した子どもたちには、疑似通貨「あさっぴー」で給料が支払われる。子どもたちは稼いだ「あさっぴー」を使って、お好み焼き(粉もんず)やお菓子(壺屋)のブースで買物をするなどして楽しんだ。

 住宅メーカー「カワムラ」のブースで大工の仕事を体験した加藤遥斗くん(東五条小四年)は「木で時計を作ったことはありますが、今日はやったことのない大工仕事をたくさん体験できて、とても楽しかったです。将来、大工さんになりたいです」と話していた。