本紙で尊厳死の連載コラム「最期の在り方」を執筆している柴田えみ子さん(71)のフォトポエム作品展「えみおばぁちゃんのフォトポエム展」が十一日(火)から十七日(月)まで、NHK旭川放送局ハートプラザギャラリー(六ノ六)で行われます。

 コラムで掲載したモノクロのフォトポエムを、カラーでプリントして展示する作品展で、五年ぶり四回目の開催です。コラムは十一月で第百四十二回を迎えました。今展では、これまでに掲載した中から最近の作品を中心に四十六点を展示します。

 柴田さんは「四回目を開催する気はなかったのですが、多くの方々から『次はいつやるの?』『またカラーで見たい』との言葉をいただきました。会場にスケジュールを問い合わせると、ちょうどこの期間がキャンセルになって空いたというので、その偶然にも後を押されて開催を決めました」と話しています。

 ポエムには、いつまでも九州弁が抜けなかったというお母さんの言葉がよく登場します。人に寄り添い、励ましてくれる、そんな優しい言葉で綴られた短いポエムが、見る人の共感を誘う作品展です。

 午前九時半~午後五時半(土日と最終日は午前十時~午後四時)。十三日以外は柴田さんが在廊します。問い合わせは柴田さん(TEL080―6092―2105)へ。