女性の奉仕団体、国際ソロプチミストルンベル旭川(高杉紀久江会長)は十二月二十一日、フィール旭川(一条買物公園)七階の自習スペースに、旭川家具の机三台と椅子六脚を寄贈した。

 毎年開催するチャリティーコンサートの収益金を充てて行う寄贈で、今年が七回目。二〇一二年(平成二十四年)に机五台と椅子十脚を贈ったのを始まりに、これまでの累計は机が二十五台、椅子が五十脚(約二百六十万円相当)になった。いまでは同自習スペースの机と椅子のほとんどがルンベル旭川からの寄贈品だ。

 この時期の自習スペースは、大学進学を目指す高校生など勉強に励む人たちが多く訪れ、満席になる日も珍しくない。運営する市では、机・椅子の数はまだ十分ではないとしていて、高杉会長は「今後も寄贈を続けるつもりです」と話している。