旭川文化芸術協議会(菅野孝山会長)の舞台公演「北を創る」が二月十七日(日)午前十一時から、旭川市民文化会館大ホールで行われます。

 箏曲、尺八、三絃、民謡、長唄など邦楽のほか、日本舞踊やフラメンコ、バレエなど、様々なジャンルの芸術・芸能団体が一堂に集います。伝統芸能を広く紹介するとともに、各分野の技術の向上、次代を担う若者を育成する場です。

 一九八八年(昭和六十三年)に初めての公演を行い、今回が三十回目の記念公演です。三絃とフラメンコが異分野のコラボレーションを披露するほか、三曲(尺八・箏・三味線)の小中学生「旭川ジュニア」、また東京から藤舎流囃子方が参加するなど、特別企画も盛り込んでいます。プログラムは次のとおりです。

 ①箏曲・尺八「編曲八千代獅子」出演・山田流松美会/生田流正派靜調会/生田流宮城社尚美会/合同研究会「彩」/創明音楽会「葦の会」/琴古流尺八/都山流尺八②民謡舞踊「風流水景色・恋の津軽十三湖」新日本民謡舞踊なでしこ会③長唄・舞踊「越後獅子」西﨑流静代社中/西川流西川鈴香社中/柏春会ほか④三曲「津軽じょんから節(アドハダリ)/春の小川/君をのせて/もののけ姫/海の声」旭川ジュニア⑤長唄・日本舞踊「四季の山姥」柏奈美会/花柳流徳彌生舞踊会ほか⑥「白鳥の湖」笠原公美子バレエ教室⑦「グラナダ/セビジャーナスほか」山崎由美子エルモラード・フラメンコスタジオ⑧民謡・三絃「津軽三味線のひびき・石狩川流れ節・大雪の嵐(三味線とフラメンコの共演)」菅野孝山社中⑨フィナーレ「どんとこい旭川ばやし」出演者一同(午後三時終演予定)

 入場料は千円。小学生以下は無料です。チケットは、市民文化会館の売店、コーチャンフォー旭川店、大沼楽器店(二ノ十一)、ポテトサービスセンター(二条買物公園)で取り扱っています。