生命保険会社の業界団体、生命保険協会旭川協会(小下学会長)が旭川市共同募金委員会に十万三千五百六十四円を寄付し十日、旭川市社会福祉協議会で寄贈式が行われた。

 加盟する十八社の営業職員を中心に、ポケットマネーで行っている募金活動だ。道内には六地区の生命保険協会があり、旭川協会は滝川以北を管轄。営業職員は旭川市内で約六百人、管内全域では千人以上が勤務している。この募金活動は平成三年度から毎年度、十一月から十二月にかけて行われていて、毎回十万円以上を寄贈してきた。

 寄贈式には小下会長をはじめ、副会長ら四人が訪れ、旭川市社会福祉協議会の板橋雅之事務局長に目録を手渡した。同協会の加藤恭一事務局長は「長く続いている募金活動ですから、今後も継続して地域社会に貢献したいです」と話していた。