旭川歯科学院専門学校(岩田谷隆校長・神居二ノ十二)の戴帽式が二日、市民文化会館小ホールで行われた。

 同校の戴帽式には、歯科衛生士としての知識・態度の基礎ができていることを認め、医療の道を進む者として自覚を新たにする意味がある。当日は四十三人の二年生が戴帽を受けた。学生を代表して澤田彩香さん(20)が「知識、技術はもちろん、精神的にも成長するよう努力します」と宣誓した。戴帽を受けた学生たちは、十月まで市内の歯科医院などで臨床実習を行い、その後に行われる国家試験の合格を目指す。

 式の最後にキャンドルサービスが行われた。ナイチンゲールがクリミア戦争で看護にあたった際、暗い病室にいる傷病兵をろうそくの明かりで見守ったことに由来している。二年生が一人ずつ壇上に上がり、手にしたキャンドルに火を灯して整列。代表して六人が誓いの言葉を述べた。