きょうされん四十周年を記念する映画『星に語りて』(監督・松本動、百二十分)が三月十日(日)、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)国際会議場で行われます。実行委員会の主催です。

 東日本大震災の時、障がいのある人たちはどんな状況に追い込まれたか。支援に駆けつけた人たちは、どのような取り組みを進めたのか。

 この映画は当時の証言を素材に、これまで誰も描かなかった真実を、支援された人たちと、支援に参加した人たちの両方の視点から、ドラマ形式で伝える作品。テーマは「『忘れない』そして『つながる』を伝える」です。

 さまざまな自然災害が発生し、誰もが「災害弱者」になり得る日本で、障がいのある人たちの支援を通し、考えなければならない課題を明らかにします。

 きょうされんは一九七七年、障がいのある人たちが働く十六カ所の共同作業所によって結成されました。現在は、就労系事業をはじめ、グループホームや相談支援事業所など、障がいのある人が生きていく上で関わるすべての事業を対象に約千八百五十カ所の会員(加盟事業所)で構成されています。

 上映は①午前十時半、②午後二時、③午後五時半の三回です。

 チケットは千円、旭川精神障害者家族連絡会(五十嵐さん、TEL61―4311)、あかしあ労働福祉センター(山浦さんか今野さん、TEL57―1200)、NPO法人ニムビン(梅本さん、TEL34―8988)で扱っています。電話で申し込み、当日、会場で清算してください。