「虐待を受けている子どもを守る講演会」が十日(日)午後一時半から、神楽公民館(神楽三ノ六)二階の講座室で行われます。NPO法人子どもシェルターぽっけ(佐藤洋美理事長)の主催です。

 子どもに対する虐待が増えてきています。都市化にともなう核家族化などの影響で、地域のコミュニティが崩壊してきていることが関係しているかも知れません。私たち大人に何ができるのか一緒に考えるのが目的です。

 基調講演は弁護士の一場順子さん。「子どもの虐待とシェルターの役割」と題して話します。一場さんは東京弁護士会子どもの権利と少年法に関する委員や日弁連子どもの権利委員会幹事などを務めています。

 日本体育大学体育学部准教授の半田勝久さんが「せたがやホッと子どもサポートの現場から見た子どもの置かれている状況」と題して、事例報告をします。半田さんは世田谷区子ども人権擁護委員を務めています。

 その後、二人の講演者と参加者による意見交換と質疑応答を行います。終了は三時半の予定です。

 参加費は五百円。定員は六十五人。申し込みの必要はありません。直接会場へ。

 問い合わせは、子どもシェルターぽけっと・下間さん(TEL090―1641―1089)へ。