中央大学の公開講演会「多様化する家族 婚活・卒婚・同性婚… どうなる?わたしたちの家族」が二十一日(木・祝)午後一時半から、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で行われます。同大の主催。

 近年は同性婚など、家族の在り方が多様化しています。当事者支援の活動や電話相談、調査研究から何が見えているか、中央大学の教授ら三人が語ります。

 山田昌弘・文学部教授は家族社会学の研究者で、親と同居し続ける未婚者を「パラサイト・シングル」と表現した人として知られています。また読売新聞の人生相談の回答者として、家族の悩みに精通しています。

 広岡守穂・法学部教授は、のびやかな夫婦関係を目指す「卒婚」の実践者としてメディアに出演しています。著書に『男だって子育て』(岩波新書)があります。

 神谷悠介・社会科学研究所客員研究員は、男性同性愛者カップルの生活実態を研究しています。社会調査の視点から、ジェンダーやセクシャリティーを論じます。

 参加無料。先着六十人で締め切ります。申し込み、問い合わせは市民活動交流センター(TEL74―4151、FAX39―2131、メール info@cocode.jp)へ。