生涯学習の場として親しまれている旭川青年大学が、四月に開講する第三十二期の受講生を募集しています。

 同大学は一九八三年(昭和五十八年)、市民有志により開講し、二〇一七年(平成二十九年)には 受講者数が延べ五十万人を超えました。

 受講者は毎月一回、午後六時三十分から九十分間、各ジャンルで活躍する講師の話に耳を傾けて見聞を広めます。

 受講生の年齢層は幅広く、十代から九十代まで、親子や夫婦、友人同士など様々な人たちが受講しています。

 今期は、オリンピックで三度金メダルを獲得した柔道家の野村忠弘さん、東京大学名誉教授でベストセラー『バカの壁』で知られる養老孟司さん、釧路市出身で直木賞作家の桜木紫乃さんら多彩な分野から、そうそうたる十二人の講師が登場する予定です。
 各月の講師とテーマは次の通り。(敬称略)

 四月二十五日(木)・北原照久「夢の実現~北原流ツキの法則10カ条~」▽五月二十一日(火)・安田菜津紀「フォトジャーナリストから見た世界の戦場~私が撮り続ける理由~」▽六月二十五日(火)・野村忠宏「折れない心」、七月二十三日(火)・荻田泰永「極地への挑戦」▽八月二十七日(火)・伊奈かっぺい「講演会ごっこ~笑いが空から降ってくるーために~」▽九月十九日(木)・金澤泰子・翔子「天使がこの世に降り立てば~講演・書実演・母娘でのトーク~」▽十月二十四日(木)・養老孟司「時が経っても変わらぬもの」▽十一月十九日(火)・平田オリザ「わかりあえないことから」▽十二月十九日(木)・春風亭一の輔「一の輔独演会」▽一月二十一日(火)大橋弘一「鳥から知る日本~文化系人間の鳥類学~」▽二月二十日(火)・竹川政範「テーマ未定」、三月二十六日(火)・桜木紫乃「テーマ未定」。いずれも会場は旭川市民文化会館大ホールです。

 受講料は、個人会員、法人会員ともに一人一万二千円(年間)。問い合わせは旭川青年大学事務局(TEL23―0262)まで。