「高山植物たちの交差点・大雪山~一登山者と花々との出会い~」と題する講演会が二十七日(土)午後一時半から、神楽公民館(神楽三ノ六)二階講座室で行われます。大雪山マルハナバチ市民ネットワークの主催です。

 講師は、あさひかわ新聞に「ふらり野へ森へ」を連載している獣医師の武藤健一さんです。「高山植物はどこからきたのか」「高山植物の一生」「高山植物から垣間見える、地球温暖化」などについて、高山植物に造詣が深い武藤さんならではの話が聞けます。

 参加は無料です。直接会場へ。

 また、講演会後には同じ会場で、同ネットワークの総会が午後三時半から開かれます。

 同ネットワークは、特定外来生物のセイヨウオオマルハナバチの防除活動に取り組んでいます。セイヨウオオマルハナバチは在来種のマルハナバチを衰退させ、国内の一部の野生植物の繁殖に悪影響を及ぼします。北海道が誇る自然の宝庫「大雪山のお花畑」でも近年、セイヨウオオマルハナバチの生息が確認されており、その影響が心配されています。

 総会は誰でも傍聴できます。興味のある人は、ぜひ参加して下さい。
 問い合わせは、同ネットワークの福地さん(TEL090―1303―9141)か、戸島さん(TEL92―0803)へ。