野の花のお花見「カタクリフォーラム」が五月三日(金・憲法記念日)、比布町との境界にある突哨山で開かれます。突哨山と身近な自然を考える会(出羽寛代表)とカタクリ楽団(堀川真楽長)の共催、NPО「もりねっと北海道」(山本牧代表)と、里山部(清水省吾代表)が協力します。

 この雑木林が広がる丘陵地にゴルフ場の計画が持ち上がったのを機に、身近な自然を楽しもうと始まって二十七回目になります。

 主会場は、旭川刑務所正門に近いカタクリ広場。フリーマーケットやお茶の野点、演芸会、この日だけ製造する「カタクリ団子」の販売、そして山の麓の農家が作ったお米を使い、会員が手分けして握った「特製おにぎり」やホウレンソウ、イチゴの販売などがあります。

 草花や鳥、樹木に詳しいガイドが案内役を務める「野歩き」は、午前十時、午後零時半の二回、カタクリ広場から出発します。約二時間の行程で、春の雑木林の自然を楽しみながら、ゆっくり歩きます。

 絵本作家の堀川真さんと一緒に、金づちやノコギリを使ってナニかを作るワークショップ「突哨山でトントン ギコギコ」は子どもたちに人気です。

 フォーラムの参加費(カンパ)は、野歩きやワークショップのお代も含めて五百円。堀川さん制作の可愛いバッヂが「参加者マーク」になります。

 問い合わせは、出羽さん(TEL090・6267・6521)へ。