「リビングウィル」をテーマにした座談会が二十三日(木)午後七時から、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で行われます。日本尊厳死協会北海道支部の旭川上川地区懇談会(鈴木康之会長・リバータウンクリニック院長)の主催です。一回目の「終活について」に続く二回目の座談会です。

 はじめに、日本尊厳死協会が作成した「リビングウィルノート」について簡単な説明があり、その後、少人数に分かれ、テーマについて自由に話し合います。

 主催者は「尊厳死と聞くと、死ぬことのみを想像しがちですが、終活とニュアンスは同じで、死ぬまでの余生を精一杯その人らしく生きることを意味します。今回のテーマ『リビングウィル』とは『生前の意志』という意味があります。最期をどのように迎えたいか、人それぞれです。いずれにしても死ぬ、その時まで自分らしく生きるためには周囲(家族や医療・介護・福祉機関など)の理解が必要です。その価値を参加者と一緒に感じ、考えられる座談会になれば、と思っています」と、座談会の趣旨を説明します。終了は午後八時半ごろの予定です。

 参加は無料です。参加を希望する人は五月十七日までに、電話かファクス、メールで申し込んでください。定員は五十人です。

 申し込みと問い合わせは、同懇談会事務局・小規模多機能型居宅介護事業所グレイスの木林さん(TEL34―0488、FAX 34―0499、メール info@grace-asahikawa.net)へ。