「神楽岡公園でも増殖中!指定外来種・アズマヒキガエル」と題したセミナーが二十三日(木)午後六時半から、旭川市緑の相談所(緑のセンター・神楽岡公園内)で開かれます。

 道教育大学旭川分校非常勤講師の斎藤和範さんが、「アズマヒキガエルの生態と影響」について話した後、公園内で、アズマヒキガエル捕獲体験をします。

 アズマヒキガエルは北海道に元々生息していない国内外来種で、近年道内の各地で急激に散見されるようになりました。道は、このカエルが道内の生態系に著しい影響を及ぼす可能性があるとして、二〇一五年十二月に指定外来種に指定し、これ以上生息域が拡大しないように取り組んでいます。旭川でも神楽岡公園内でも生息と繁殖が確認されており、アズマヒキガエルに関する正しい知識の普及と生息拡大を防ぐ目的で開かれます。

 参加は無料です。参加を希望する人は二十二日までに、申し込んでください。定員は三十人。参加者は天候に合わせた動きやすく暖かい服装で、軍手などの手袋、懐中電灯、虫除け、カエルを入れる袋かバケツを用意してください。セミナーは約二時間です。

 申し込みと問い合わせは、市環境総務課環境保全係(TEL25―5350、FAX 29―3977、メール kankyohozen@city.asahikawa.hokkaido.jp)へ。