比布町の農家で二十三日(日)から、「いちご狩り」が始まります。町内でイチゴを栽培している九戸が一斉に開園します。

 イチゴの種類は、ほど良い酸味と甘さの「けんたろう」と、やわらかな果実で濃厚な甘さの「宝交」。けんたろうが主流です。

 栽培農家の西本龍二さん(35)は、「気温が高い日が多く、生育は順調です。色づきも早く、いつもの年よりも一週間ほど早い感じです。ぜひ、もぎたてのイチゴを食べにいらしてください」と話しています。

 今年は、雨が降ってもいちご狩りが楽しめる、ビニールハウス栽培が六戸に増えました。また、天候の推移によっては、二十三日より前にオープンする農家もあるかもしれません。比布町のホームページなどで確認してお出かけを。

 入園料は、大人八百円、未就学児は五百円。持ち帰りは、園によって異なりますが、百㌘百七十円前後とのこと。いちご狩りは、七月十四日まで。

 問い合わせは、事務局の同町役場産業振興課観光係TEL85―2111、http://town.pippu.hokkaido.jp/)へ。