旭川在住のイラストレーターやデザイナーと一緒に壁に落書きをするイベント「旭川のアーティストと一緒に楽描き(らくがき)をしませんか?」が十六日、和風旅館扇松園(高砂台三)で開かれた。四十二人の参加者が思い思いの落書きで壁一面を埋めつくした。

 普段はギャラリーとして使用している壁の壁紙を張り替えることから企画されたイベント。一般の参加者四十二人と一緒に、旭川を拠点に活動するアーティスト、小川けんいちさん、あべみちこさん、アッコモンさんの三人が落書きを楽しんだ。

 扇松園の髙橋宏典支配人は「想像以上に盛り上がり、参加者にも楽しんで頂けて良かったです。ご協力頂いた三人のアーティストが率先して落書きを楽しんでくれた事で、参加した人たちもノビノビと楽しんで貰えたと思います。七月に壁紙を張り替える予定ではありますが、皆さんが描いてくれた絵を何らかの形で残せたらと考えています」と話していた。

 落書きされた壁は七月上旬までそのまま置かれ、その後は新しい壁紙に張り替える予定だ。