今年創立五十周年を迎えた社会福祉法人・敬生会の夏まつりが六日、特別養護老人ホーム・敬生園(末広八ノ六)でおこなわれた。同法人が運営する三施設の入園者や通園者とその家族、地域の住民ら約千人が来場し、職員のほか、大学、看護学校、高校のボランティアら約九十人が笑顔で迎えた。

 同園ホールの特設舞台では、鷹栖町のストリートダンス・IZATAKAやマジックのミスターゼロ、さくらおか幼稚園のお遊戯が披露された。ご当地ヒーローのカムイエースも登場、会場内のあちらこちらで子どもたちと一緒に写真に納まった。

 模擬店ではカレーライスや寿司、焼き鳥、焼きそばなどが売られ、来場者たちは舌鼓を打ちながら、舞台の出し物を楽しんだ。一階への移動が難しい入園者たちは、職員の介護を受けて、二、三階から、ベットや車椅子から身を乗り出すようにして舞台に見入っていた。