旭川浴場組合(熊谷清志組合長、菊の湯)に加盟する十七の銭湯のうち、十の銭湯が今春から、スマートホンによる決済(スマホ決済)を導入している。銭湯も、いよいよ電子マネーの時代に突入した。

(佐久間和久記者)

10銭湯が導入

 スマホ決済が可能なのはペイペイ。熊谷組合長は「キャッシュレスには以前から興味があって、調べていた。東京などの大都市では、銭湯もスマホ決済を導入している話は聞いていた。でも、旭川で個々の銭湯が契約をするとなると、できる者とできない者とが出てくる可能性がある。だから、どうせなら組合で一括加入できないかを考えた」と動機を語る。

 組合一括加入の指示を、熊谷組合長から受けた組合幹事長の下田直弘さん(みつわ湯)は、「うちでは既にラインペイのスマホ決済を導入していました。でも、ラインペイは組合で一括加入が不可能でした。ペイペイならできることが分かりました」。

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